店舗案内

　アイボリーはカメラ店として昭和初期に開業しました。
当時、カメラはハイカラなものであると同時に、戦前戦後の貧しくも苦難に時代の大切な役割を果たしていました。
先代オーナーは、警察署の専属として様々な撮影や証明写真なども担当し、スタジオは多くの来客で賑わいました。

　現オーナーが幼少の頃、証明写真を撮るために訪れる人たちが沢山おりました。多くの人たちは、身なりはぼろぼろで、まるで着の身着のままのような姿でスタジオへ上がてきます。そして玄関は泥だらけでぼろぼろの靴で一杯。　そんな中、先代オーナーは幼い現オーナーに向かって「お客さんの靴を揃えなさい」と言っていたそうです。